大人でも英会話は上達できる？

語学学校と企業の海外部門の英語力の差は大きい

日本には6000校の英会話スクールがあり、80万人の生徒が通っています。
しかし、企業が社員の実践的な英語力を判断する基準としているTOEICのスコアーを比較してみると、語学学校と企業の海外部門とには大きな差があります。
これは、語学学校だけでなく、大学や短大、高校も、同様にスコアーが低く、実践的な英語力が低いことがわかります。

受験者別のTOEICの平均スコア 語学学校 大学 短大 高校 海外部門* スコア 439 437 395 390 755 *企業の海外部門で主として英語を話す生活を送りながら海外に6ヶ月以上滞在したことがある人

大手英会話スクールのレベルは非常に低い
「ゆっくり繰り返し話してもらえれば理解できる」レベル

では、大手英会話スクールを始めとした従来の語学学校と、企業の海外部門との実践的な英語力の差は具体的にはどれくらいあるのでしょうか。
TOEICがオフィシャルに発表しているスコアー別の英語力評価を見てみると、従来の語学学校の英語力が非常に低いことがわかります。

TOEICのスコアと英語力の関係 スコア レベル 英語力の評価 860- A Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる 730-859 B どんな状況でもコミュニケーションが出来る。通常会話は完全に理解でき応答もはやい 海外部門 470-729 C 通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない 220-469 D ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。 語学学校 -220 E コミュニケーションができるまでに至っていない。断片的に単語を並べる程度

また、TOEIC受験者全体の中でのランキングを見てみると、企業の海外部門が上位10%に位置している一方で、従来の語学学校は下位の20%に屈しています。
いったい何故、これほどの差が開いてしまうのでしょうか。

2010年のTOEIC公開テスト結果 スコア 人数 割合 895～ 16777 2.9% 上位10% 845～894 18564 3.2% 795～844 25380 4.3% 745～794 33038 5.6% 海外部門 695～744 41642 7.1% 645～694 49849 8.5% 595～644 57179 9.7% 545～594 61784 10.5% 495～544 64045 10.9% 445～494 62645 10.7% 395～444 56974 9.7% 語学学校 345～394 46880 8.0% 下位20% 295～344 31412 5.3% 245～294 15502 2.6% 195～244 5010 0.9% 145～194 757 0.1% 95～144 39 0.0% 45～94 13 0.0% 10～44 8 0.0% Total 587498 100.0%

自分の理解していない言葉をいくら繰り返しても、
あなたの英会話力は絶対に向上しない

大手英会話スクールや中学・高校では、決められた文章を教師の後に続いて音読したり、決められたストーリーをただ流すだけの授業が中心です。
でも、友だちや取引先と話す文章やストーリーが、あらかじめ全て決められているなんて状況があるでしょうか？

あなたが理解した内容を、あなたの言葉で話すことでしか、英会話は上達しません。つまり、「理解力」や「コミュニケーション力」が英語上達のコツです。
大人になるほど感覚的に英語をマスターすることは難しくなりますが、逆に「理解力」や「コミュニケーション力」は向上しています。
大人になってから英会話をマスターする人は、必ず「理解力」と「コミュニケーション力」を重視した英語学習を行っています。

EREVで成功する英会話学習を始めてください！！